呉西小児科集談会

 何か月かに1回、小児科医有志が講演会、懇親会の時間を持つ。様々な情報が飛び交う。あの先生、この先生の近況、うわさ話。

 60歳前に医院を閉院された先生。さぞや何かすごい理由があるのかと思ったら、今、奥様と二人でキャンピングカーで北海道一周しておられるとか。悠々自適な人生ですね。

 最近開業した先生の近況。それぞれに不安と期待が入り混じったお話でした。

あらためて学校教育課に対して

意見調整に当たり混乱する可能性のある事項についてアドバイスをする。

射水市の子供たちは、富山市高岡市医療機関
も受診しているので、高岡市富山市が原則、
登校登園許可証なしであるなら同じにした方が
都合がいい。
溶連菌感染症に関して登校登園許可証を継続的に
射水市が出してきたのは、一部の保護者に
抗生剤しっかり内服させない人がいたり、
まだ発熱あるのに、抗生剤内服して24時間経過した
からと言って登園登校したがる人がいたと言うことも理由の一つです。
溶連菌感染症にかんして登校登園許可証なしになったら、
射水市医師会から各医療機関
「保護者に対して、抗生剤内服から24時間経過し、かつ
全身状態が良好(37.5度以上の発熱がない)であれば
登園登校可能である』と保護者に抗生剤内服継続と
全身状態がいいことは当然の前提であることを説明、指導してもらえるよう
定期的に情報提供していきます。
④ 24時間抗生剤内服し、全身状態良好であれば登校登園可能という
見解を出した場合、この休んだ1日は、学校で感染症が流行しないための
指示です。この、1日は今までは出席停止扱いで有り、欠席扱いに
ならなかったと思います。登校登園許可証がなくなった時点で、
出席停止扱いではなく欠席扱いになるかと思います。
小学校、中学校の皆勤賞にも影響するかと思います。
感染性胃腸炎などと同じ扱いであり、教育委員会がしっかり方針
出していただければ現場が混乱しなくてすむ事かと思います。

 

溶連菌感染症登校登園許可証の必要性の有無について

 

教育委員会学校教育課から連絡あり

本件につきまして、第1報として報告します。
全小中学校へ連絡し、保育園・幼稚園の取りまとめとして、
子育て支援課へ連絡しました。

この後のことですが、小中学校は、学校保健会の場を活用し、意見を取りまとめていき
たいと考えています。
子育て支援課は、保育園・幼稚園長に話をし、早々に意見を取りまとめる予定です。

それぞれの状況につきましては、合わせて学校教育課から、適宜ご連絡させていただき
ますので、

溶連菌感染症

 登校登園許可証の有無について。

文部科学省発行の「学校において予防すべき感染症の解説」には
「適切な抗菌薬療法開始後24時間以内に感染力は失せるため、
それ以降、登校(園)は可能である。」とある。
厚生労働省保育所における感染症対策ガイドラインには
「罹患した場合の登園の目安は、抗菌薬の内服後24時間~48時間が
経過していることである。」とある。

 

教育委員会と医師会の調整に入る。

川崎病

 発熱、鼻水、咳で来院。内服薬処方。

 翌日、右頚部腫脹し、痛み有り。頚部リンパ節腫脹。体幹部に発疹少し出ている。

 食欲なし。発熱継続。点滴施行。血液検査にて高度な炎症有り。

 翌日、発熱継続し、体幹部発疹広がり、手指が腫脹してくる。

 経験上、川崎病を疑い総合病院入院紹介する。入院後川崎病と確定診断され、1週間  

 入院後退院してくる。

 

今日、元気に当院受診してくれて、ほっとする。おじいちゃんからお礼の言葉有り。

よかった。