熱性けいれん

 発熱主訴で来院したお子さんが診察終了後待合室でひきつけを起こす。医院の中に緊張が走る。ベテランの看護師が手際よく、医院の処置室に患者を誘導する。四肢硬直、眼球は一点を凝視し、呼名反応なし。痙攣止めの座薬挿入指示。痙攣持続1-2分。痙攣は止まり、大声でお子さんが泣き始める。医院のなかの緊張がその泣き声で一気に緩む。6歳以下のお子さんの10人に1人は特に基礎疾患なくても発熱時にひきつける可能性はある。何十人と見てきたが、親御さんの心配は常に大きい。10分以内でけいれん止まれば、手足のまひなど後遺症はまずないものであると説明する。うちの看護スタッフはなかなか度胸が据わっているなとあらためて感心する。

平成30年5月22日

 「射水市健康診査等の実施に係る説明会」に出席し、医師会長としてあいさつをしてきた。健康寿命100歳を目指すのが今の医師会の目標であるが、言うは易し、行うは難しである。健診はその中でも重要な事業である。患者に寄り添い、地域の皆様の健康を守っていきたい。

平成30年5月20日(日曜日)

 今日は町内会の班長の仕事が忙しかった。

 午前6時から、クリーン作戦で町内のゴミ拾い行った。軽い脊椎すべり症があるので腰痛厳しかった。

 午後4時から町内パークゴルフがあり、班長として懇親会の準備、選手の慰労接待やってきた。少し、お孫さんたちが医院受診している年代の皆さんだが元気なお年寄りが多い。

 平成30年5月19日

 午後6時45分から、公益社団法人射水市医師会総会が開催された。理事および監事あわせて13人の理事会メンバーが承認され新たな2年間が開始された。総会終了後、臨時理事会開催し、代表理事として選任され、もう2年医師会長を継続することになった。身を引き締めて頑張りたい。

 平成30年度は学校医、園医複数引き受けているため、診療時間の合間の昼休みがほとんど検診に出かける日々が5月6月続く。

中学校は小杉中学校、大門中学校

小学校は中太閤山小学校、太閤山小学校、歌の森小学校

幼稚園は七美幼稚園

保育園は杉の子保育園、千成保育園、小杉東部保育園、池多保育園、

    オランジェリー保育園

あと児童デイサービス事業所の顧問も引き受けた。

  高岡市の児童デイサービス こころ

  射水市の児童デイサービス ストレングス

なかなか忙しい毎日だが楽しく充実している。

 平成30年度も前年度と引き続き、射水市教育委員会から教育アドバイザー(医療分野)の依頼があった。学校で問題を抱える不登校、反抗挑戦障害、行為障害のお子さんたちに対して医療分野からアドバイス、指導、必要であれば自院でカウンセリングを行う。3年ほど前に射水市不登校発生率が県の発生率を上回ったことが発端で引く蹴ることになった。毎年10件ほどなかなかきびしい内容の相談が持ち込まれている。すこしでも寄り添っていければと思う。

 平成30年5月22日には平成30年度 射水市健康診査等の実施に係る説明会が開催されます。実施主体は射水市ですが射水市医師会も連携し協力しております。医師会長としての開会挨拶を依頼されていますが日ごろあまり直接お会いできない各医療機関のスタッフの方々と会える機会なので日ごろの感謝を伝えたいと思います。多職種のみなさんの協力があっての事業の成功であると感じます。患者さんたちによりそっていく医療をみなさんに伝えたいと思います。